マットレスの厚さってどんな種類あるの?
自分はどの厚さを選べばいいの?
マットレスの厚さは、厚ければいいのではなく、実は用途別に選ぶ必要があります。このページでは、マットレスの厚さの種類7つと、各目的ごとに合ったマットレスの厚さを紹介していきます。
ぜひ参考にして、マットレス購入に失敗しないようにしましょう。
このページの流れ
マットレスの厚さの種類7つ
マットレスの厚さには大きく次の7種類があります。厚さによって使用用途や特徴が異なります。
厚さ | 使い方 | 特徴 | おすすめのマットレス |
---|---|---|---|
3~4cm | ・敷布団やマットレスの上に敷く | 単体では使用しない | |
4~6cm | ・敷布団やマットレスの上に敷く | ギリギリ寝るのに使える | 39Design |
6~10cm | ・床に敷いて使用 | 重さは4~8kg | モットン |
10~15cm | ・床に敷いて使用 ・ベッドマットレス | 重さは5~12kg | モットン |
15~20cm | ・ベッドマットレス | 重さは10~15kg。厚みもあり手入れもしやすい | 雲のやすらぎ |
20~30cm | ・ベッドマットレス | 重さは15~25kg。少し重い。 | 13層やすらぎ |
30cm~ | ・ベッドマットレス | 30cm以上は必要ない |
マットレスの各厚さをより具体的に確認しましょう。もし購入を検討しているマットレスがあれば、その厚さのセクションを確認してみてください。
厚さ3~4cmのマットレス
- 厚さ:3~4cm
- 使い方:敷布団やマットレスの上に敷く
- 特徴:単体では使用しない
- タイプ:高反発・低反発
厚さ3~4cmのマットレスは、それ単体を敷いて寝るのではなく、敷布団やマットレスの上に置いて使います。
マットレスや敷布団の上に敷くことで、汚れ予防や、耐久性維持、寝心地を改善します。マットレスに固定して付けるゴム紐がついているものを「マットレストッパー」と呼びます。
硬さによって種類があり、硬めが高反発マットレス、柔らかめが低反発マットレスです。一見柔らかい低反発のほうが良さそうに見えますが、柔らかいと腰への負担が高くなるので、3~4cmのマットレスなら「高反発」のほうがおすすめです。
- 使用してる敷布団/マットレスが固いなら「低反発」を選ぶ
- それ以外なら「高反発」を選ぶ
厚さ4~6cmのマットレス
- 厚さ:4~6cm
- 使い方:敷布団やマットレスの上に敷く
- 特徴:仮眠程度には使える
- タイプ:高反発・低反発
厚さ4~6cmも基本的には敷布団やマットレスの上に敷いて使います。
4~6cmのマットレスと比べて厚みがありつつ、コンパクトで持ち運びもしやすいため、車中泊やオフィスでの仮眠用として使うことも可能です。体重が軽ければ底付き感もないので、体重20kg以内のこども用として使用しても問題ありません。
➢厚さ5.5cmでおすすめのマットレス「39Design」の特徴を見る
厚さ6~10cmのマットレス
- 厚さ:6~10cm
- 使い方:床に敷いて使用
- 特徴:重さは4~8kg
- タイプ:高反発
厚さ6~10cmからマットレス1枚だけで眠ることができます。種類としては高反発のものが多いです。折りたたんで押入れにしまえるタイプがあり、使い勝手もよくなります。
高反発マットレスを選ぶさいには、「自分の体重に合った硬さを選ぶこと」と「耐久性と価格のバランスで選ぶこと」が重要です。
自分の体重に合った硬さを選ぶ
高反発マットレスは硬さがニュートンNで表記されています。硬ければよいのではなく、自分の体重にあった硬さを選ぶことが重要です。
一般的な成人男性・女性であれば「150ニュートン」付近のマットレスを選べば心地よく眠ることができます。
体重(kg) | 硬さ(ニュートン) |
50kg以下 | 60ニュートン |
50~80kg | 150ニュートン前後 |
80~100kg | 180ニュートン前後 |
100kg以上 | 200ニュートン |
耐久性と価格のバランスで選ぶ
耐久性は高反発マットレスに記載されている、密度または復元率を確認することでおよその耐久年数がわかります。標準でおすすめなのが「耐久年数3~10年の3~8万円のマットレス」です。密度が30D以上もしくは、復元率95%以上のマットレスを選びましょう。
耐久年数 | 価格帯 | 密度 | 復元率 |
数ヶ月~1年 | 0.5~1万円 | 10~20D | 80%以上 |
1~3年 | 1~2万円 | 20~25D | 90%以上 |
3~10年 | 3~8万円 | 30~35D | 95%以上 |
10~30年 | 8~10万円 | 40~55D | 99%以上 |
➢厚さ10cmでおすすめのマットレス「モットン」の特徴を見る
厚さ10~15cm
- 厚さ:10~15cm
- 使い方:床に敷いて使用/ベッドマットレス
- 特徴:重さは5~12kg
- タイプ:高反発
10cm以上からのマットレスで、床に敷くだけでなく、ベッドの上に敷いて使うようになります。
6~10cmのマットレスでは底付き感を感じている方や、マットレスを敷いたままで収納しない方におすすめのマットレスの厚さです。
選び方は6~10cmのときと同じです。
➢厚さ10cmでおすすめのマットレス「モットン」の特徴を見る
厚さ15~20cm
- 厚さ:15~20cm
- 使い方:ベッドマットレス
- 特徴:重さは10~15kg
- タイプ:高反発・コイルスプリング
厚さ15~20cmは、高反発マットレスとしては十分、スプリングマットレスとしては最低限必要な厚さです。
マットレスはへたりを解消するために前後入れ替え、裏表をひっくり返して使うものなので、ちょうど良い厚さで重すぎない15cm~20cmのマットレスはより長持ちさせやすいです。
➢厚さ17cmでおすすめのマットレス「雲のやすらぎプレミアム」の特徴を見る
厚さ20~30cm
- 厚さ:20~30cm
- 使い方:ベッドマットレス
- 特徴:重さは15~25kg。少し重い
- タイプ:コイルスプリング
厚さ20~30cmはほとんどコイルスプリングマットレスです。マットレス内の構造が複雑に設計されていて、通気性に優れ、寝心地よく、耐久性も高い高級なマットレスになります。価格は8万円以上はします。
➢厚さ27cmでおすすめのマットレス「13層やすらぎ」の特徴を見る
厚さ30cm~
- 厚さ:30cm~
- 使い方:ベッドマットレス
- 特徴:かなり重い
- タイプ:コイルスプリング
かなり高級なベッドマットレスの中には厚さ30cm以上のものがありますが、厚さ30cmほどマットレスには必要はないですし、重くて手入れが大変になるのでおすすめしていません。
目的別で選ぶ厚さ
フローリング・畳に置くなら「厚さ6~15cmの高反発」
フローリングや床に置く場合、マットレスが厚すぎると通気性が悪く、カビが生えてしまいます。フローリングや畳の上に敷くなら厚さ6~15cmの高反発マットレスを選びましょう。
【腰痛対策】モットン
価格 | 39,800円 |
寝具の種類 | 高反発マットレス |
厚さ | 10cm(ベッドマットレス/床置き/マットレストッパー) |
硬さ | 硬 □■■■□□□ 柔 |
耐久性 | 5〜8年 |
保証 | 90日間返品保証 |
サイズの種類 | シングルセミダブルダブル |
ベッド・すのこベッドなら「厚さ15~30cmのコイルスプリング」
ベッドに敷くマットレスなら厚さ15~30cmのコイルスプリングマットレスがおすすめです。
【相場的】13層やすらぎマットレス
価格 | 98,000円 |
寝具の種類 | ポケットコイルマットレス |
厚さ | 27cm(ベッドマットレス) |
硬さ | 硬 □□□■□□□ 柔 |
耐久性 | 6~10年 |
保証 | 60日間返品保証 |
サイズの種類 | シングルセミダブルダブル |
腰痛対策なら「厚さ10~20cmの高反発」
腰痛を改善や軽減をしたい場合は、厚さがそれなりにあって、腰への負担を小さくしてくれる10~20cmの高反発マットレスがよいでしょう。
車中泊なら「厚さ4~6cmの高反発」
車中泊をする場合は、車の中に置いておけて、折りたたみができるコンパクトさがあり、寝心地もほどほど必要です。
車中には厚さ4~6cmの高反発マットレスを選びましょう。
二段ベッド ・ロフトベッドなら「厚さ6~10cm高反発」
二段ベッドやロフトベッドの場合、厚すぎると天井に頭がぶつかったり、転落帽子柵よりも睡眠位置が高くなってベッドから寝返りを打ったときに落ちてしまう場合があります。
二段ベッド・ロフトベッドには、厚さ6~10cmの高反発マットレスを選ぶようにしましょう。
AIで分析!マットレス診断

【問1】購入するマットレスはどう使う予定ですか?
【問2】ご予算はどれくらいですか?
【問3】体型を教えてください
【問4】健康や体の状態を教えてください
Share your Results:

マットレスが決まりませんか?こちらの「マットレスおすすめランキング」を参考にしてみてください。約3,000個のマットレスから選びました。