✅コアラマットレスの寿命はどれくらい?
✅値段が高い分、長持ちする?
このページでは、コアラマットレスの耐久性についての科学的な分析と、より寿命を長くする方法を解説します。
購入しようとしている方は、その値段分の耐久性があるかどうかの判断の参考にしてみてください。
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このページでわかること
コアラマットレスの耐久性は密度と復元率でわかる
高反発マットレスにおける「耐久性」は「ヘタリにくさ」を指します。
高反発マットレスの耐久性は、製品表示にある「密度」と「復元率」から推定が可能です。
それぞれの値がコアラマットレスの場合どれくらいなのか見ていきましょう。
コアラマットレスの密度:30D
密度とは、高反発マットレスの中にあるウレタンの密度のこと。
30Dや35Dといったように、Density=密度の頭文字を取ってDで表します。単位はkg/m3です。
密度は高ければ高いほどへたりにくく、耐久性も高くなります。高反発マットレスの密度と耐久性の関係は次のようになります。
耐久年数 | 密度 |
---|---|
数ヶ月~1年 | 10~20D |
1~3年 | 20~25D |
5~10年 | 30~35D |
10~30年 | 40~55D |
コアラマットレスの密度は30Dなので、密度から耐久年数を見積もると「5年」ほどです。
ちなみに、密度は「New コアラマットレス」「New コアラマットレス BREEZE」が30D、「オリジナルコアラマットレス」については現在調査中。
コアラマットレスの復元率:99.57% ※
復元率とは、高反発マットレスに圧力を何万回も加えたときに、どれくらい元の状態に戻るかを表した割合です。
復元率が高ければ高いほど、耐久性が高いことを示します。
高反発マットレスの復元率と耐久性の関係は、次の表のようになります。
耐久年数 | 復元率 |
---|---|
数ヶ月~1年 | 80%以上 |
1~3年 | 90%以上 |
5~10年 | 95%以上 |
10~30年 | 99%以上 |
コアラマットレスは、他の日本製マットレスと測定方法が違います。具体的には、コアラマットレスは「ASTM-1566試験(アメリカ)」、通常は「JIS K 6400-4(B法)(日本)」。
- ASTM-1566試験
- マットレスの幅方向にローラーマシンを使用して10万回の負荷をかけてフォーム全体の耐久性をテストするもの
- JIS K 6400-4(B法)
- 一辺が50mm以上の正方形で厚さが20mm以上のフォームを試験片とし、厚さの50%の距離を1分間に60回の速さで繰り返し8万回圧縮した後、30分間室温に放置して試験片の厚さを測定し、繰り返し圧縮残留ひずみ率(%)を算出(引用元:日本ウレタン工業協会)
コアラマットレス各種類の復元率は次のようになります。
種類 | 復元率(ASTM-1566) |
New コアラマットレス | 99.57% (高さの減少0.43%) |
New コアラマットレス BREEZE | 98.59% (高さの減少1.41%) |
オリジナルコアラマットレス | 99.77% (高さの減少0.23%) |
▲弊社が独自に入手した情報。使用時はリンク付きで引用してください
日本の試験とは異なりますが、10万回の負担をかけて1%程度しかへたらなかったので、約10年は使用できるような耐久数値となっています。
※1日平均寝返り数20回 x 365日 x 10年 = 約7万回(→10万回テストよりも少ないので1%もへたらない計算)
耐久性まとめ
コアラマットレスについてまとめると、密度はそこそこ高くて、復元率はかなり高い数値となっています。「密度」よりも、負荷をかけた際の値である「復元率」のほうが、実際の使用時の耐久性を示すので、コアラマットレスの耐久性は高く、10年は使用できると考えて良いでしょう。
さらには、コアラマットレスは10年間の品質保証が付いているのでより安心ですね。
項目 | 数値 | 寿命目安 |
密度 | 30D | 5年 |
復元率 | 約99% | 10年 |
Koala Sleep コアラマットレスKOREの口コミ評判を検証してみた
コアラマットレスのヘタり以外の寿命
高反発マットレスにはヘタり以外にも交換タイミングがあります。それは汚れやカビ・ダニの繁殖によるもです。
汚れ
鼻血や生理などによる不意な出血、こぼしたコーヒーなどによる汚れ。
寝心地自体に影響は出ませんが、コアラマットレスのような高反発マットレスは一般的に洗濯はできないので、汚れは拭き取るまでしかできません。
目立つような汚れや、匂いの残る汚れの場合は、マットレスを買い換える必要がでてきます。
カビ・ダニの繁殖
高反発マットレスは一般的に密度が高く、通気性が高くないため湿気対策が重要。コアラマットレスでも同じで、湿気対策をしていないとカビやダニが繁殖してしまいます。
カビの生えたマットレスの上で寝ると、鼻炎や喘息などのアレルギーを引き起こす可能性があります。マットレスに住み着くダニはチリダニといって人を噛むことはありませんが、糞や死骸などを人間が吸い込み、ダニも喘息や鼻炎の原因になります。
体の疲れが取れても病気が増えてしまうのでは本末転倒。しっかりカビやダニの対策もしましょう。
Koala Sleep コアラマットレスKOREの口コミ評判を検証してみた
コアラマットレスの耐久性や寿命を伸ばす方法
ここまでコアラマットレスの耐久性の話をしてきました。
同じ回数・同じ時間コアラマットレスを使っていたとしても、マットレスの適切な手入れの仕方によって、使い続けられる年数も大きく変わってきます。
ここからは、マットレスの的である、ヘタり、汚れ、カビやダニへの対策方法を解説していきます。
ヘタリ対策:上下の向きを変えて
コアラマットレスのような高反発マットレスは、同じ面に同じ向きで寝ていると、毎回同じ個所に圧力が加わってしまい、その個所だけすぐにヘタってしまいやすいです。
コアラマットレスのヘタリを防止して長く使用するために、お手入れの基本「ローテーション」を行いましょう。
ローテーションは3ヶ月に1回、前・後・裏・表という順で変えていきます。1年でちょうど一周する形です。
コアラマットレスの場合は、裏表をひっくり返しては使えないので、前後を入れ替えましょう。
汚れ対策:シーツを使う
マットレスの上に被せて、汚れや匂い、汗がマットレスに付くのを防いでくれるのが「シーツ」です。
人がベッドで寝ると、汗や皮膚がベッドの上に散乱して、ダニやノミが繁殖しやすい環境になってしまいます。シーツをマットレスに被せることで、汚れをマットレスから守ります。
コアラマットレスは、本体を覆うカバーを取り外して洗えますが、マットレス本体が重いので外したり、つけたりするのが大変です。また、カバーだけだと汚れが本体に浸透してしまわないように、通常ならシーツをつけます。
おすすめのシーツは「ニトリのボックスシーツ」です。
→その他は「コアラマットレスに合うカバー・シーツ」をご覧ください。
Koala Sleep コアラマットレスKOREの口コミ評判を検証してみた
カビ・ダニ対策:除湿シート
湿気がカビやダニの繁殖の主な原因。コアラマットレスの通気性を上げるためには「除湿シート」の使用があります。
除湿マットをマットレスの下に敷くことで、マットレスが吸収してしまう湿気を、代わりに除湿マットが吸収してくれます。
除湿マットは「帝人 洗える 除湿マット」がコアラマットレスにおすすめです。
耐久性の面からもコアラマットレスはコスパが良い!
- コアラマットレスの耐久性は密度と復元率からわかる
- 密度は35D、復元率は不明
- 耐久年数はおよそ10年
- コアラマットレスの耐久性は高い
寝心地と価格を考えてもコスパの良いコアラマットレスですが、耐久性の面からみても10年使い続けられるのでコスパが良い。
まとめ【硬さ入れ替え可能】Koala Sleep コアラマットレスKORE
メリット | デメリット |
---|---|
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ふつう
ニュートン:1層目80N 3.5cm・2層目100N 3.5cm・3層目160N 16cm
コスパ | 体圧分散 | 寝返り | 通気性 | 保証 |
99,900円 寿命目安10〜15年 |
ウレタン◯ 硬さ調整可能◯ |
高反発◯ センターハード◯ |
ウレタン△ オープンセル構造◯ |
120日間返金保証◎ 10年間品質保証◎ 返品時送料・手数料無料◎※沖縄除く |
寝具の種類 | 高反発ウレタンマットレス |
---|---|
厚さ | 約23cm(ベッドフレームの上に敷く) |
重さ | 約21.7kg(シングル) |
寿命目安 | 10〜15年(密度:30D/復元率:約不明) |
保証 | 120日間返金保証,10年間品質保証,返品時送料無料※沖縄除く |
生産国 | 中国製 ※本体 |
合う人 |
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価格 |
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