毛布ってたくさん種類ありますが、どれも同じだと思っていないでしょうか。
素材や肌触り、機能がそれぞれ少しずつ異なるので、自分が求めている毛布がどれか迷ってしまいますよね。
このページでは、毛布の生地素材の種類と違いから、おすすめの毛布ランキング6選、ニーズ別におすすめしたい毛布製品を紹介していきます。
パッと見で自分に合った毛布を選びやすくしているので、ぜひ参考にしてみてください。
毛布の生地素材の種類と違い比較
生地素材ってたくさんの種類があり、どれも保温性が高い、保湿性が高いと書かれていて正直分かりにくいですよね。
毛布の素材に関しては一番重要な保温性という観点から、繊維が細いものを選ぶとよいです。繊維が細いほど保温性が高くなあります。
天然素材 (植物繊維・動物繊維) |
肌触り良い・保温性高い |
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ウール毛布 (羊毛) |
ウールは昔ながらの毛布の素材。ぬくぬくで、もこもこなので包まれると気持ち良い。 |
メリノウール毛布 (羊毛) |
メリノウールはメリノ種という羊の羊毛で作った高級素材。 |
カシミア毛布 (カシミア山羊) |
カシミアは、カシミア山羊という種類の羊から作った高級素材。ウール、メリノウールよりも肌触りと保温性・保湿性が高いが、値段も高い。 |
アルパカ毛布 | アルパカ素材は柔らかく、繊維内に空気穴があるため、ウールよりも保温性、保湿性が高い素材。耐久性はカシミアよりも高い。 |
キャメル毛布 (ラクダ) |
キャメルはラクダの毛で作られた高級素材。ウールよりも軽くて暖かい。繊維が絡み合いにくく長持ち。 |
綿毛布 (コットン) |
綿(コットン)は肌触りが良い素材。保温性は高くないので、夏のような暑い季節に使うか、掛け布団の内側に使えます。洗濯可能。植物性なのでアレルギー持ちにも良い。 |
絹毛布 (シルク) |
絹(シルク)は一番肌触りがなめらかで気持ちの良い素材。保温性は高くありませんが、触れるとしっとりと落ち着き、リラックスして眠りに着けます。掛け布団の内側に入れて使うのがおすすめ。 |
化学繊維(合成繊維・再生繊維) | 安価・洗える |
ポリエステル毛布 | 最も安いが、保温性がないので毛布としては微妙。おすすめしません。ただ、ポリエステル素材のニューマイヤー毛布(下で説明)なら、保温性が高いのでおすすめ。 |
アクリル毛布 | 厚みと重さがある。毛玉ができない。ポリエステルよりも少し保温性が高い。 |
レーヨン毛布 | 光沢があって絹(シルク)のような滑らかな肌触りの素材。ポリエステルやナイロンと違い、静電気が起きにくく、保湿性が高い。ただし、デリケートなので洗濯時は要注意。 |
マイクロファイバー毛布 ※(ポリエステルやナイロン) |
ポリエステルを超極細繊維織りした素材。軽量で滑らかかつ、洗濯が可能で、ポリエステルよりも保温性が高い。最近人気の毛布素材。 |
マイヤー毛布※ (ポリエステルやナイロン) |
生地を2枚合わせした構造の毛布。重いのがデメリット。マイヤー毛布であれば、ポリエステルなどの安価な素材でも保温性があるので毛布としてコスパが良い。 |
ニューマイヤー毛布※ (ポリエステルやナイロン) |
1枚の生地の両面を毛羽立たせた構造の毛布。マイヤー毛布と同じく、ニューマイヤー毛布であれば、ポリエステルなどの安価な素材でも保温性があるので毛布としてコスパが良い。 |
※マイヤー毛布とニューマイヤー毛布は、正しくは素材の種類ではなく、編み方の種類の名前。詳しくは「毛布の作りの種類(クリクすると下に移動します)」をご覧ください。
毛布おすすめランキング6選
おすすめの毛布をランキング形式で6つ紹介していきます。暖かさに加えて、お値段のコスパの良さも評価して順位をつけています。
1位【コスパ最強】NIKKE×mofuaウール(羊毛)100%洗える毛布
「NIKKE×mofuaウール(羊毛)100%洗える毛布」は、ポリエステルの40倍の吸湿性を持つウール素材で作られた毛布。
空気の層でポカポカ暖かく、冷えづらい素材なので、保温性が高いのも特徴。
ウール毛布は肌寒い季節から、真冬の寒さまで暖かく包み込んでくれます。
お値段は1万円ちょっとで、コスパ最強です。とりあえず良い毛布をお探しの方におすすめ。
シングルサイズしかないのは欠点ですが、横幅は140cmあるので、ダブルベッド(140cm)をお使いの方でも、一応お使いいただけます。
値段 | 14,298円 |
素材 | ウール(羊毛)100% |
サイズ | シングルのみ |
機能 | 洗える |
公式サイト:【NIKKE×mofua】ウール100%洗える毛布
2位【高級・こだわりたい人】The PREMIUM sofwool あったか掛け毛布
ザ・プレミアムソフウールは、性能と品質の高いオーストラリア産メリノウールを使用した高級毛布。
瞬時に汗を吸い、発熱・蒸発するので暖かく、就寝後20分で足先までポカポカに。
足先や指先が冷え性でなかなか温まらない方、電気毛布のような人工的な熱や乾燥が苦手な人におすすめの毛布です。
値段 | 28,215円 |
素材 | (パイル)オーストラリア産メリノウール100%、(グランド)ポリエステル100%、ヘム/ポリエステル100% |
サイズ | シングル,セミダブル,ダブル,クイーン |
機能 | 洗濯機可 日本製 |
公式サイト:【sofwool】カシミア 掛け毛布
3位【安い5千円】フランネル2枚合わせ毛布
「2枚合わせフランネル毛布」は、ポリエステル素材ながら、天然素材のようにふんわりと、肌触りは滑らかに仕上げられた毛布です。
素材はポリエステルなため値段が安い一方で、耐久性や暖かさは天然素材に負けない性質があります。
2枚合わせになっているため、より空気の層が生まれ、保温性を高めています。
値段は5,000円を切るので、お手頃な毛布をお求めの方におすすめ。
シングル値段 | 4,159円 |
素材 | ポリエステル100% |
サイズ | シングル,ダブル |
機能 | 静電気防止加工 |
公式サイト:フランネル2枚合わせ毛布
4位【夏も可・オールシーズン対応】京都西川 綿毛布 ウォッシャブル
京都西川 綿毛布は、肌に触れる羽毛部分(ヨコ糸)に、無染色・無漂白の綿100%を使用した毛布です。
肌に触れない基礎部分(タテ糸)にポリエステルを使用することで、綿の滑らかな肌触りはそのままに、耐久性を高めています。
夏や、春秋の少し暑い季節に、京都西川 綿毛布1枚で快適に睡眠でき、冬には掛け布団の中掛け(掛け布団の下)として使用して、暖かさと肌触りをプラスできます。
綿(コットン)素材なため、洗濯も可能。
年中使えるオールシーズンタイプや、夏用の毛布を探している方におすすめの毛布です。
値段 | 3,130円 |
素材 | ヨコ糸(毛羽部分):綿100% タテ糸:ポリエステル100% |
サイズ | シングル,ダブル |
機能 | 洗濯可能 |
公式サイト:【京都西川】綿毛布 ウォッシャブル
5位【洗える・最近流行り】mofua プレミアムマイクロファイバー毛布
mofua プレミアムマイクロファイバー毛布は、ポリエステル素材で値段が安いながら、普通のポリエステルとは違い、極細繊維を高密度に仕上げているので、空気を多く含むため、保温性が高い毛布です。
最近流行りの毛布で、安いし、暖かいので大変人気が出てきています。
特にこのモフア(mofua)製品が一番売れています。
ポリエステル素材なので、洗うこともでき、ホコリも出ないのでアレルギー持ちの人にも嬉しい素材。
値段 | 3,601円 |
素材 | ポリエステル100% |
サイズ | セミダブル,ダブル,キング |
機能 | 洗濯可能 静電気防止加工 低ホルムアルデヒド |
公式サイト:【mofua】プレミアムマイクロファイバー毛布
6位【重い・圧迫刺激】京都西川メガオーロラ毛布2.7kg 2枚合わせ
京都西川メガオーロラ毛布は、重みのある毛布。
ウール素材の毛布のような軽い素材だと熟睡できない人がときどきいます。
首元も空気を逃さないよう衿付きになっていて、保温性・肌触りが良い、老舗ブランド京都西川のロングセラー商品です。
重みがあるので、包まれるような寝心地を味わいたい人におすすめ。
値段 | 6,480円 |
素材 | ポリエステル100% |
サイズ | シングル,ダブル |
機能 | 重い 洗濯可能 |
公式サイト:京都西川メガオーロラ毛布2.7kg
【最新の注目商品】着る毛布 ニトリ
初めて耳にする人も多いニトリ商品で話題になっている「着る毛布」。
名前の通り、毛布と同じ素材のルームウェアです。
毛布のようなフカフカ素材で全身を包むので、冷え性の人や、寒がりの人におすすめ。
朝、暖かい布団から出られない、という人も、この着る毛布なら、暖かい布団のまま外に出られます。
ニーズ別の毛布の選び方&おすすめ25選
ニーズ別に選び方の条件と、また条件に一致するおすすめの毛布を紹介します。
迷った方におすすめなのはコスパ最強の「【NIKKE×mofua】ウール100%洗える毛布」です。
※スマホで閲覧の場合は右スクロールすると、おすすめ毛布が表示されます。
ニーズ | 選び方の条件 | 条件に一致するおすすめ毛布 |
コスパ最強 一人暮らし 贈り物 プレゼント |
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高級 |
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安いけど暖かいもの |
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丸洗い 水洗い 速乾 ミニマリスト 断捨離 とろける |
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乾燥肌 しっとり肌触り |
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ハウスダストに弱い アレルギー持ち 毛羽立たない |
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子ども用 新生児用 |
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夏用 オールシーズン対応 通気性高い 蒸れない |
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持ち運び キャンプ 車中泊 |
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圧迫刺激 寝相が悪い 重いものが欲しい |
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着る毛布 かいまき毛布 |
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包まれたい |
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毛布の購入前によくある疑問
毛布は必要?いらない?
毛布は寝るときに必ず必要なものではありません。掛け布団だけで暖かい場合には毛布はいりません。掛け布団だけでは寒いと感じる場合に毛布を購入するとよいでしょう。
毛布とブランケットの違い
本来、毛布を英語にするとブランケットですが、現在日本では「毛布=寝具に使用するもの」「ブランケット=寝具以外に使用するもの」というように別れています。女性がよくひざ掛けに使うものは、毛布ではなくブランケットと呼ばれています。日本で売られているブランケットは薄手のものがほとんどです。
毛布とタオルケットの違い
毛布は一般的に冬場に使用する厚みと保温性が高い寝具を指すのに対して、タオルケットは夏場に使用する通気性と吸水性が高い寝具を指します。
いつから?何月?気温何度から?
毛布を使い始めるのは11月頃からになります。掛け布団を使用しても寒いと感じてきたら毛布を付け足しましょう。夜の気温15度前後からが使用目安です。
作りの種類
毛布の作りの種類には、大きく織毛布と編毛布に分かれていて、網毛布はさらに3つの種類に分かれています。
織毛布 | 縦糸・横糸で織られた毛布。 |
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編毛布 | 輪っかを連続で引っ掛けて織られた毛布。ニット素材。織毛布よりも通気性、伸縮性が高い。 |
タフト毛布 | 縦糸と横糸で形成された布に、別の縦糸が織り込まれた毛布。織り方が違い身の回りのものはタオル。(感触:もこもこ) |
マイヤー毛布 | 生地を2枚合わせした毛布。暖かいが重いのがデメリット。(感触:ふっくら) |
ニューマイヤー毛布 | 1枚の生地の両面を毛羽立たせた毛布。現在の主流。(感触:) |