✅モットンを長持ちさせたい
✅モットンの手入れ方法には何がある?
✅汚れやヘタリを事前に予防したい
そこそこお値段のするモットンを買ったのに、湿気の影響でカビが生えて、2ヶ月しか使えなくなったり、メンテナンスを怠って半年でへたったなんてことが起きたらショックですよね。
このページでは、モットンの湿気カビ対策から、ヘタりにくくする手入れ方法まで、具体的に解説していきます。
モットンを購入当時の寝心地のまま長持ちさせたい方は、ぜひ読んでみてください。
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このページでわかること
モットンの手入れ・メンテンナスリスト ※必須事項
モットンを長く、購入当時の寝心地を感じるために、次の5つの手入れをすることをおすすめしています。
- ①届いたら開封して膨らます
- ②モットン使い始めに、まずは陰干しでウレタンの匂いを失くす
- ③2,3ヶ月ごとにローテーションしてヘタリを予防する
- ④定期的に陰干しして湿気を逃してカビ対策する
- ⑤カバーを洗う
①届いたら開封して膨らます(膨らまないときの対処法は?)
モットンが届いたら、まずは梱包しているビニールからモットンを取り出して、広げて置きましょう。圧縮されて丸まってるモットンが数時間で厚さ10cmに膨らんでいきます。
※もしモットンが膨らまないときは1~2日待ちましょう。それでも膨らまない場合には、不良品なので交換を依頼しましょう(→モットンの返品・交換方法)
②使い始めに、陰干しでウレタンの匂いを失くす
(画像:@saori.612)
モットンを使うときにまず最初に必要な手入れは「陰干し」です。
モットンはダンボール、そしてビニール袋に梱包されて配達されます。
圧縮されたモットンを開封すると、膨らんでマットレスとして寝転がれますが、このときに気になるのが「ウレタンの匂い」。
高反発や低反発マットレスの多くはウレタン製で、どのマットレスでも起こりうる、使い始めのウレタンの匂いを飛ばすために、まずは立て掛けて陰干しをしましょう。
早くて数時間、遅くて2日ほどで、モットンのウレタンの匂いは気にならななくなります。
③2,3ヶ月ごとにローテーションしてヘタリを予防する
耐久性が高いモットンといえど、ずっと同じ向き、同じ面で寝ていると、マットレスの一部分にだけ集中的に圧力がかかるため、想定以上にへたってしまうことがあります。
これはどんなマットレスにも言えることです。
マットレスのヘタリを予防するためには、2,3ヶ月の期間ごとにローテーションが必要になります。
ローテーションとは、裏表、前後左右の4パターンを入れ替えるメンテナンスのこと。
ローテーションを行うことで、モットンをへたりにくくし、購入当時の寝心地を長く感じられます。
④定期的に陰干しして湿気を逃してカビ対策する(干し方解説)
季節や気候の変化が激しい日本だと、モットンのマットレスの底面に湿気が溜まりやすくなります。
湿気をそのままにしておくと、カビが生えたり、モットンと床との間にダニが繁殖したりします。
湿気やカビ対策に必要なのが次の2つ。
- 定期的に立て掛けて陰干しする(2,3ヶ月に1回以上)
- 湿度が高くなる季節はモットンの四隅の下に本を積み重ねて、底面に空気の通り道を作ってあげる
カビが生えてしまうと、変な匂いや、喘息を引き起こすので、湿気には気をつけましょう。
⑤カバーを洗う ※週1できると良い
人は寝ている間にコップ1杯の寝汗をかきます。
モットンで寝ていて、朝起きたとき気づかないかもしれませんが、汗がシーツやカバーに付着します。
カバーをそのままにすると、モットンにまで汚れが移ってしまうので、定期的にカバーを洗いましょう。
モットンのカバーはポリエステルでできているので毛玉ができないよう、洗い方としては、カバーを洗濯ネットに入れて洗濯機で洗うのがおすすめ。
理想的には週1で洗濯できると、とても衛生的です。
※カバーを交換したい方は「別売りのモットン専用カバーの購入方法・代用できる市販のカバー3つ」をご覧ください。
モットンのカビ・ダニを予防できる湿気対策
必須とまではいきませんが、特にカビ・ダニ対策の除湿方法として、やっておくとモットンを長持ちさせられる手入れ方法を2つ紹介します。
- ベッドフレーム・すのこを使う
- 除湿シートを敷く
- 布団乾燥機を使う
ベッドフレームやすのこ:通気性を良くする
高反発マットレスは床とマットレスの間に湿気が溜まりやすいので、モットンを床に直置きするより、ベッドフレームやすのこを使用することで、モットンの通気性を良くして、湿気対策になります。
(画像:amazon)
上の写真はAmazonで販売されている「風-kaze-」という製品です。
※ベッドをお探しの方は「モットンに合うおすすめベッドフレーム・すのこベッド」をご覧ください。
除湿シート:除湿
マットレスには除湿シート(別売り)があるので、モットンと一緒に使用することで、より一層除湿対策ができます。夏場のジメジメした時期、冬場の加湿器による部屋の中の湿度上昇時には、できれば取り入れたい除湿対策です。
(画像:amazon)
上の写真は「からっと寝調湿シート」という製品です。湿気を吸収しすぎるとセンサーの色が変化するので、干すタイミングが簡単にわかります。
布団乾燥機:温度調整・除湿
布団乾燥機とは、掛け布団と敷布団(マットレス)の間に風を送って、快適な温度を保ったり、除湿したりする機械です。モットンと一緒に使用すると、除湿しながら、夏場は睡眠中の蒸れを防ぎ、冬場は快適な温かい温度で眠れます。
モットンの手入れでよくある疑問
モットンはウレタン製の高反発マットレスなので、ウレタン独自の注意点が2つあります。
- 天日干しはしない
- 水洗いをしない
モットンは天日干しOK?
モットンは天日干しをしてはいけません。ウレタンは日光にさらされると、紫外線の影響により、変色したり、匂いが発生したり、変形したりする原因になります。
敷布団とは違ってダニが住み着きにくいので、天日干しはせずに、直射日光を避けて、風通しの良い場所で陰干しをしましょう。
モットンのウレタンは洗える?
モットンは洗えません。水洗いもダメです。クリーニングやコインランドリーでも洗濯は不可能。
ほとんどのマットレスがそうですが、ウレタンは水で濡れると、化学反応によって分割が起こり、ウレタンがボロボロになってしまいます。
モットンが汚れたからといって、水洗いや、洗濯するのはやめましょう。
掃除したほうが良い?
敷布団では住み着いたダニを吸い取ったり、天日干しして死んだノミを掃除するために、布団掃除機を使うことがあります。
敷布団と違ってモットンは、ダニやノミが住み着かない素材なので、掃除機をかける必要はありません。
もしホコリが着いて取れない、というときには使用してもよいでしょう。
モットンを汚してしまったときの対処法
もしモットンが汚れてしまった場合、どうしたら良いのか。
ここでは、よくあるモットンを汚してしまう事例それぞれの対処法を解説していきます。
- 飲み物
- ペットの尿
- 血
- カビ
飲み物をこぼして汚してしまった場合
モットンに飲み物をこぼしてしまった場合は、まずはこぼした箇所を乾いた布でポンポンと叩きながら水分を吸い取りましょう。
このときに、こすりながら吹かないように注意が必要です。こすってしまうと、汚れの範囲が広がってしまうからです。
水分を吸い取ったら、次は雑巾を濡らして、またポンポンと当てるようにして、少しずつモットンについた汚れを薄くしていきましょう。
ペットの尿で汚れてしまった場合
もしペットの尿でモットンが汚れてしまった場合、拭き取っても匂いや汚れが取れにくいため、買い替えをおすすめします。次回からの対策として、モットンのマットレスに、防水の敷きパッドやシーツを被せるのがおすすめです。
血で汚してしまった場合
女性の方であれば、無意識に生理の血でモットンを汚してしまう場合があるかもしれません。
血も飲み物のときと同様に、乾いた布で水分を吸い取る、濡れた雑巾でポンポンと汚れを薄くしていく、という対処を行いましょう。
血であれば、まだモットンに残ってしまっても、乾けば匂いはあまり残らないので、モットンを再購入しなくても大丈夫なケースがあります。
カビが繁殖してしまった場合
湿気対策をあまり行っておらず、モットンを裏返してみたら、カビが繁殖していたという場合、買い替えをおすすめします。カビはマットレスの中にまで広がっている可能性もあり、そのまま寝続けると、免疫力が低下したり、喘息を引き起こしたりするので、辞めておきましょう。
モットンがへたったときの対処法
もしモットンがヘタってしまったときは、どうしたらよいのか解説していきます。
ヘタリのレベルに応じて、対処法が異なります。
- 購入して3ヶ月以内:返品・交換する
- 少し柔らかくなった:陰干しして乾燥させる
- 片面だけのへたり:裏表ひっくり返す
- 少しヘタっている程度:マットレストッパーを重ねる
- 大きくヘタっている場合:買い換える
購入して3ヶ月以内:返品・交換する
まだモットンの返金保証の90日間、あるいは90日間をすぎた2週間以内であれば、モットンを返品または交換することができます。3ヶ月程度でもしへたった場合には、保証サービスを利用しましょう。
※保証についてはこちらの「モットンの返金・返品保証」をご覧ください。
少し柔らかくなった:陰干しして乾燥させる
柔らかくなった原因は、モットンが水分を吸ったことが原因と考えられます。モットンを使用していて、購入当時よりも柔らかくなった、と感じたときは風通しの良いところで陰干ししましょう。
片面だけのへたり:裏表ひっくり返す
もし少しだけヘタっていて、片面だけの場合、裏表をひっくり返して使用してみましょう。もし今までに上下裏表を変更したことがない場合は、それがヘタリの原因なので、定期的に変更するようにしましょう。残念ながら一度へたったら、戻る方法はなく、復活はしません。
少しヘタっている程度:マットレストッパーを重ねる
少しイレギュラーな対応ですが、マットレストッパーという、現在の寝具に重ねて寝心地を高める薄いマットレスを購入して、モットンに重ねてみましょう。モットンを買い換えるよりは安くすみ、寝心地を復活または向上させられます。
ただし、モットン自体が大きくヘタっていると、その上に重ねても、ヘタっている部分での沈み込みが結局大きくなるので、寝心地が戻らない場合があります。
※マットレストッパーを探してみたい方は「マットレストッパーおすすめランキング」をご覧ください。
大きくヘタっている場合:買い換える
モットンのヘタリが大きい場合は、素直に買い替えましょう。もしモットンを再度購入する場合には、最初の購入時に登録したメールアドレスに、何度かモットンからマットレスの割引メールが届いているので、そのメールに記載されているURLページで、2枚目を購入するのがおすすめです。安く手に入ります。
※2枚目を購入したい方は「モットンをクーポンコードを使用して割引で安く購入する方法」をご覧ください
まとめ【腰痛対策】モットン マットレス
メリット | デメリット |
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超硬め,硬め,やや硬め
ニュートン:ソフト140N/レギュラー170N/ハード280N
コスパ | 体圧分散 | 寝返り | 通気性 | 保証 |
39,800円 寿命目安5〜10年 |
ウレタン◯ 体重ごとに設計◯ |
高反発◯ 体重ごとに設計◯ |
ウレタン△ オープンセル◯ |
90日間返金保証◎ |
寝具の種類 | 高反発ウレタンマットレス |
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厚さ | 約10cm(床に直置き/ベッドフレームの上に敷く) |
重さ | 約7.5kg(シングル) |
寿命目安 | 5〜10年(密度:30D/復元率:約96%) |
保証 | 90日間返金保証,3年品質保証 |
生産国 | 日本製 ※本体 |
合う人 |
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価格 |
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