ウレタンマットレスとは?寝心地の特徴から、種類や選び方まで

マットレス

✅ウレタンマットレスって何?
✅他のマットレスと何が違うの?
✅どうやって選べばいい?

このページでは、ウレタンマットレスの寝心地の特徴から、種類や選び方まで詳しく解説していきます。

最近人気だからと、とりあえず選んで購入に失敗するケースもあるので、ぜひ購入前にウレタンマットレスとは何なのか確認してください。

ウレタンマットレスとは?

ウレタンマットレスとは、ウレタン素材でできたマットレスのことです。他の呼び方に「ウレタンフォームマットレス」「ポリウレタンマットレス」があります。

種類は高反発・低反発の2種類

ウレタンマットレスは「高反発ウレタンマットレス」「低反発ウレタンマットレス」の2種類に別れます。

高反発ウレタンマットレス(本来は”高弾性ウレタン”)は圧力をかけたときの跳ね返す力が強く、低反発ウレタンマットレスは逆に跳ね返す力が弱い素材です。

ウレタンマットレスの寝心地の特徴

ウレタンマットレスの寝心地をスプリングマットレスと比較しながら紹介していきます。

ウレタンマットレスは先程紹介したように、高反発と低反発で性質が全くことなるので、2つそれぞれに分けてスプリングと比較します。

反発力

反発力が高いことで、余計な筋肉を使わず楽に寝返りが打てます。高反発ウレタンは反発力が高いのが特徴的です。

高反発ウレタン
反発力高い
低反発ウレタン
反発力低い
スプリング
反発力高い

寿命・耐久性

耐久性が高いと、長くマットレスを使用し続けられます。スプリングほどではありませんが、高反発ウレタンの耐久性はそこそこで、低反発ウレタンは圧力を受けたときに大きく凹むため、若干ヘタりやすい特徴があります。

※ただし、ウレタンマットレスはかなりピンきりで、粗悪なものだと1ヶ月でヘタって使い物にならなくなる場合もあるので、購入するときには注意が必要です。

高反発ウレタン
耐久性高い
低反発ウレタン
耐久性やや低い
スプリング
耐久性が非常に高い

重さ

マットレスの重さは、手入れのしやすさに影響します。ウレタンマットレスは非常に軽いです。一方スプリングマットレスはスプリングが金属な分、かなり重めです。

高反発ウレタン
低反発ウレタン
スプリング

通気性

マットレスの通気性が高いことは、日本の夏の暑さを快適に過ごせたり、湿気を逃して蒸れずに過ごせたりすることに繋がります。スプリング性のマットレスは通気性が良い一方で、ウレタン素材はあまり通気性はあ高くありません。

※通気性を良くするためにウレタンマットレスでは「表面の凹凸加工」や「切込み加工」といった工夫をしている種類もあります

高反発ウレタン
通気性やや悪い
低反発ウレタン
通気性悪い
スプリング
通気高い

温度変化の影響を受けないか

低反発ウレタンの弱点として、温度変化を受けやすい点があります。日本の季節で分けると、夏は柔らかく、冬は硬い感触になるため、季節によって寝心地が変わってしまいます。

高反発ウレタンとスプリングマットレスは温度変化をあまり受けずに眠れます。

高反発ウレタン
影響されない
低反発ウレタン
影響される
スプリング
影響されない

手入れの楽さ

マットレスの手入れ

高反発ウレタン
立てかける
裏表前後を入れ替える
低反発ウレタン
立てかける
裏表前後を入れ替える
スプリング
重い
前後を入れ替える
たまに立てかける

値段

ウレタンフォームマットレスはスプリングマットレスと比べて値段が安いです。

高反発ウレタン
安い
低反発ウレタン
安い
スプリング
高い

ウレタンとスプリング比較まとめ

全体をまとめると、高反発ウレタンマットレスは値段が安くて、そこそこの寝心地があるため、コスパの高いマットレスといえます。

種類 体 圧 分 散 寝 返 り 耐 久 性 通 気 性 安 さ 軽 さ
コイル(スプリング)
ポケットコイル
ボンネルコイル
ノンコイル
高反発
低反発

ウレタンマットレスの選び方

ウレタンマットレスを選ぶときに注目したいのが次の3項目。

  • 耐久性
  • 厚み
  • 硬さ

それぞれの見方を説明していきます。

耐久性は密度・復元率を見る

ウレタンマットレスには、密度か復元率が商品説明欄に記載されてることが多くあります。

密度・復元率はウレタンフォームマットレスの耐久性を示す値なので、下記の表を参考にして耐久性を調べてから選びましょう。

耐久年数 密度 復元率
数ヶ月~1年 10~20D 80%以上
1~3年 20~25D 90%以上
3~10年 30~35D 95%以上
10~30年 40~55D 99%以上

厚みは使い方で決める

マットレスは厚ければよいわけではありません。使い方によって適切な厚さが決まっています。

どう使うかで必要最低限の厚さを確認しましょう。

使い方 厚み
ベッドマットレス
(ベッドフレームの上で使う)
15cm以上
床に直接敷く
ベッドマットレス ※10cm以上
6cm~15cm
マットレストッパー
(他の寝具の上に重ねる)
3cm~6cm

硬さはニュートン値(N)を見る

ウレタンフォームの硬さはニュートン(N)で調べられます。硬さの感触ごとの、ニュートン値の目安は次のようになります。

硬さ ニュートン(N)目安
かなり硬い 250ニュートン
硬い 200ニュートン
やや硬い 170ニュートン
ふつう 140ニュートン
やや柔かい 110ニュートン
柔かい 70ニュートン
かなり柔かい 40ニュートン

そもそも硬さ自体は体型で選びましょう。

体型 マットレスの硬さ
超肥満体型 硬■■□□□□□柔
超固め〜硬め
ぽっちゃり 筋肉質 硬□■■□□□□柔
硬め〜やや硬め
普通体型 硬□■■■□□□柔
硬め〜ふつう
痩せ型 硬□□□■■■□柔
普通〜柔らかめ

ここで注意したいのが、どのウレタンフォームマットレスでも「ニュートン=硬さ」ではないということ。

ウレタンマットレスの構造によってニュートン値とは違って、柔らかかったり、硬かったりします。

当サイトでは、構造も考慮して適切な硬さを確認できるツールを用意しています。ぜひご活用ください。

マットレスの硬さ診断

身長

体重

性別: 男性 女性



あなたに合う硬さ

※硬さの基準に世界的な基準はないため、上記は当サイトのみで使用できる独自調査に基づいた基準です

ウレタンマットレスのよくある質問

ウレタンは天日干し可能か

ウレタンは天日干ししてはいけません。長時間日光に当たると変色します。

水洗い・洗濯は可能か

ウレタンフォームのマットレスは水洗いできません。ウレタンは水に濡れると加水分解というのが起きて、ウレタンが劣化し、マットレスとして使い物にならなくなります。間違って洗濯しないように注意しましょう。水であらえないため、敷布団のようにクリーニングにも出せません。

ダニは住み着くか

ウレタンフォームはダニが好む素材ではないため基本的に住み着きにくい素材です。ただし手入れを怠って、人の皮膚や食べかすなどがマットレス内や、マットレス下に溜まり、湿気も溜まり続けるとダニが繁殖することがあるので、手入れを忘れないでください。

ウレタンの臭いは消えるのか

ウレタン素材は製造されてから数日間、ウレタン独特の臭いがすることがあります。もし臭いが気になる場合には、風通しの良いところで陰干ししましょう。1日〜3日で臭いが消えます

ウレタンの変色は寝心地に影響するか

影響しません。ウレタン素材は光の影響による化学反応で黄色っぽく変色することはありますが、寝心地への影響は問題なく、また人体に害はありません。

布団乾燥機を使用しても大丈夫か

特別な説明書きがなければ、基本的にウレタンマットレスに布団乾燥機を使用できます。ただし、温度は60度以下に抑えるのがおすすめです。また、低反発マットレスの場合は30度以下の温度のほうが良いでしょう。