マットレスの厚さ(高さ)の正しい選び方!ベッドとフローリングで違います

✅マットレスの厚さってどんな種類あるの?
✅自分はどの厚さを選べばいいの?

マットレスの厚さは、厚ければいいのではなく、実は用途別に選ぶ必要があります。このページでは、マットレスの厚さの種類7つと、各目的ごとに合ったマットレスの厚さを紹介していきます。

ぜひ参考にして、マットレス購入に失敗しないようにしましょう。

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この記事を書いた人
みんかつ
マットレス・枕レビューブログ

みんかつ運営者。実際に寝具を企画・販売しているプロの目線で、寝具を正直な感想でぶっちゃけレビューしています。家にマットレスが30個以上。置く場所がもうありません。寝具選びはぜひご相談ください。

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マットレスの厚さの種類6つ

マットレスのカバーを外す

マットレスの厚さには大きく次の6種類があります。厚さによって使用用途や特徴が異なります。

厚さ 使い方 特徴 おすすめのマットレス
3~5cm ・敷布団やマットレスの上に敷く 単体では使用しない 5cm エコヘルス
6~10cm ・床に敷いて使用 重さは4~8kg 8cm エアツリー
10~15cm ・床に敷いて使用
・ベッドマットレス
重さは5~12kg 10cm モットン
11cm エムリリー
15~20cm ・ベッドマットレス 重さは10~15kg。
厚みもあり手入れもしやすい
16cm マニフレックス
17cm 雲のやすらぎ
20~30cm ・ベッドマットレス 重さは15~25kg。少し重い。 23cm コアラマットレス
24cm エムリリーハイブリッド
30cm~ ・ベッドマットレス 重さ25kg~40kg。重い 30cm シモンズ
30cm シーリー
30cm サータ

マットレスの各厚さをより具体的に確認しましょう。もし購入を検討しているマットレスがあれば、その厚さのセクションを確認してみてください。

厚さ3~5cmのマットレス

マットレストッパーを持ち上げる

  • 厚さ:3~5cm
  • 使い方:敷布団やマットレスの上に敷く
  • 特徴:単体では使用しない
  • タイプ:高反発・低反発

厚さ3~5cmのマットレスは、それ単体を敷いて寝るのではなく、敷布団やマットレスの上に置いて使います。

マットレスや敷布団の上に敷くことで、汚れ予防や、耐久性維持、寝心地を改善します。マットレスに固定して付けるゴム紐がついているものを「マットレストッパー」と呼びます。

硬さによって種類があり、硬めが高反発マットレス、柔らかめが低反発マットレスです。マットレストッパーは寝心地を柔らかくするのが目的として使用されることがほとんどなので、「低反発素材」を選びましょう。

寝具に重ねるマットレストッパーのおすすめを見る

厚さ6~10cmのマットレス

薄型マットレス

  • 厚さ:6~10cm
  • 使い方:床に敷いて使用
  • 特徴:重さは4~8kg
  • タイプ:高反発

厚さ6~10cmからマットレス1枚だけで眠ることができます。種類としては高反発のものが多いです。折りたたんで押入れにしまえるタイプがあり、使い勝手もよくなります。

厚さ10cmでおすすめのマットレス「モットン」の特徴を見る

厚さ10~15cm

マットレス・汚れ解消

  • 厚さ:10~15cm
  • 使い方:床に敷いて使用/ベッドマットレス
  • 特徴:重さは5~12kg
  • タイプ:高反発

10cm以上からのマットレスで、床に敷くだけでなく、ベッドの上に敷いて使うようになります。

6~10cmのマットレスでは底付き感を感じている方や、マットレスを敷いたままで収納しない方におすすめのマットレスの厚さです。

選び方は6~10cmのときと同じです。

薄型マットレスのおすすめを見る

厚さ15~20cm

一般的なベッドマットレス

  • 厚さ:15~20cm
  • 使い方:ベッドマットレス
  • 特徴:重さは10~15kg
  • タイプ:高反発・コイルスプリング

厚さ15~20cmは、高反発マットレスとしては十分、スプリングマットレスとしては最低限必要な厚さです。

マットレスはへたりを解消するために前後入れ替え、裏表をひっくり返して使うものなので、ちょうど良い厚さで重すぎない15cm~20cmのマットレスはより長持ちさせやすいです。

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厚さ20~30cm

一般的なベッド

  • 厚さ:20~30cm
  • 使い方:ベッドマットレス
  • 特徴:重さは15~25kg。少し重い
  • タイプ:コイルスプリング

厚さ20~30cmはほとんどコイルスプリングマットレスです。マットレス内の構造が複雑に設計されていて、通気性に優れ、寝心地よく、耐久性も高い高級なマットレスになります。価格は8万円以上はします。

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厚さ30cm~

  • 厚さ:30cm~
  • 使い方:ベッドマットレス
  • 特徴:かなり重い
  • タイプ:コイルスプリング

かなり高級なベッドマットレスの中には厚さ30cm以上のものがありますが、厚さ30cmほどマットレスには必要はないですし、重くて手入れが大変になるのでおすすめしていません。

厚みのあるマットレスのおすすめを見る

目的別で選ぶ厚さ

フローリング・畳に置くなら「厚さ6~15cmの高反発」

ウレタンマットレスのイメージ画像

フローリングや床に置く場合、マットレスが厚すぎると通気性が悪く、カビが生えてしまいます。フローリングや畳の上に敷くなら厚さ6~15cmの高反発マットレスを選びましょう。

床に敷くマットレスおすすめ一覧

ベッド・すのこベッドなら「厚さ15~30cmのコイルスプリング」

一般的なベッドマットレス・ボトム付き

ベッドに敷くマットレスなら厚さ15~30cmのコイルスプリングマットレスがおすすめです。

ポケットコイルマットレスおすすめ一覧

腰痛対策なら「厚さ10~20cmの高反発」

マットレスで寝ると腰と首が痛い男性

腰痛を対策したい場合は、厚さがそれなりにあって、腰への負担を小さくしてくれる10~20cmの高反発マットレスがよいでしょう。

腰痛対策マットレスおすすめ一覧

車中泊なら「厚さ4~8cmの高反発」

三つ折りマットレス

車中泊をする場合は、車の中に置いておけて、折りたたみができるコンパクトさがあり、寝心地もほどほど必要です。

車中には厚さ4~8cmの高反発マットレスを選びましょう。

三つ折り・折りたたみ可能なマットレス

二段ベッド ・ロフトベッドなら「厚さ6~10cm高反発」

二段ベッドやロフトベッドの場合、厚すぎると天井に頭がぶつかったり、転落帽子柵よりも睡眠位置が高くなってベッドから寝返りを打ったときに落ちてしまう場合があります。

二段ベッド・ロフトベッドには、厚さ6~10cmの高反発マットレスを選ぶようにしましょう。

高反発マットレスおすすめ一覧

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