✅マットレスの硬さはどう調べる?
✅基準や目安はどれくらい?
✅自分に合う硬さの選び方って?
このページでは、マットレスの硬さで注目する単位、硬さの選び方を紹介しています。
有名ブランドを硬さごとにまとめた表も最後に紹介するので、自分に合う硬さのマットレス選びの参考にしてみてください。
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このページでわかること
マットレスの硬さの調べ方(注目する単位)
「マットレスの硬さ」というと、寝てみないとわからないと考えてしまいがちですが、実は寝てみる前に商品説明欄に記載されている情報から、おおよその硬さを調べることができます。
ウレタンの場合:ニュートン(N)
高反発ウレタン、低反発ウレタンの場合、反発力を表すニュートン(単位:N)が硬さの指標となります。例えば「100N」「100ニュートン」のように表記されています。必ず表記されているわけではないので、表記がない場合は口コミを見ておよその硬さを判断しましょう。
コイルの場合:線径(mm)
ポケットコイル・ボンネルコイルの場合、コイルの太さを表す線径(単位:mm)が硬さの指標となります。例えば「1.8mm」と記載されています。必ず記載されているわけではない上、スプリングの場合は他にも「コイル数」「詰め物」によっても多少硬さが変わってきます。
硬さの基準(目安)
ウレタンのニュートン(N)、コイルの線径(mm)がそれぞれ硬さごとの目安の基準値を紹介します。あくまで目安なので、口コミ等も参考にして判断しましょう。
硬さ | ウレタン | コイル |
かなり硬い | 270N | 2.2mm |
硬い | 200N | 2.0mm |
やや硬い | 170N | 1.8mm |
ふつう | 140N | 1.6mm |
やや柔らかい | 100N | 1.4mm |
柔らかい | 70N | 1.2mm |
かなり柔らかい | 40N | 1.0mm |
※コイルの場合は、上層がクッション層になっていて、その詰め物次第で多少柔らかさが変わります。
マットレスの硬さの選び方
硬さの基準と、見るべき単位がわかったところで、硬さはどう選べばよいのか紹介していきます。
体型(体重・身長)ごとで選ぶ【基本】
基本は体型ごとで硬さを選んでいきます。同じ80kgでも、身長が180cmと160cmでは沈み方が変わるので、「体型」を中心に選んでいきます。体型が「ぽっちゃり/筋肉質」だと沈みやすいので「硬め」、普通の体型なら「普通の硬さ」、痩せ型・細身なら「柔らかめ」のようにして選びます。
体型 | 硬さ | ウレタン | コイル |
かなり肥満 | かなり硬い | 270N | 2.2mm |
肥満・筋肉質 | 硬い | 200N | 2.0mm |
やや肥満 | やや硬い | 170N | 1.8mm |
普通 | ふつう | 140N | 1.6mm |
痩せ型 | やや柔らかい | 100N | 1.4mm |
✕ | 柔らかい | 70N | 1.2mm |
✕ | かなり柔らかい | 40N | 1.0mm |
※柔らかいだけのマットレスはいくら痩せていても寝姿勢が崩れたり、寝返りがしづらくて寝心地悪くなるので選ばないようにしましょう。ただし、マットレスが2層構造で上層40N・下層140Nのようなタイプは選んで大丈夫です
ここから下では、ニーズごとでの硬さの選び方を考えていきます。
ケース①腰痛対策なら
通常は「体圧分散」「寝姿勢」「寝返り」のバランスから、先程紹介した基本の選び方になりますが、腰痛対策の場合「寝姿勢」「寝返り」を重視すべきなので、1段階硬めを選ぶことになります。先程の表での硬さを1つ硬めにした場合でマットレスを選びましょう。(→腰痛対策マットレス)
ケース②肩こり対策・横向き寝なら
肩こり対策の場合、基本的に横向きに寝たときの肩の「体圧分散」を高める必要があるため、1段階柔らかめを選ぶようにしましょう。仰向き・横向きのどちらにも寝る場合は、お尻部分が硬めで、肩部分が柔らかめなセンターハード構造がおすすめです。(センターハード構造のマットレス一覧)
ケース③高齢者なら
高齢者の場合、成人と比べて筋肉量が少ないため、腰痛対策同様に「寝姿勢」「寝返り」を重視するので、1段階硬めを選ぶのがおすすめです。とはいえ体圧分散もより重要になるので、ポケットコイルマットレスか、上層が柔らかい2層構造のウレタンマットレスを選びましょう。
ケース④子どもなら
子どもの場合、筋肉量が少なく、骨格がまだ出来上がっていないので、「寝姿勢」「寝返り」を重視して硬めを選ぶのがおすすめです。1段階〜2段階硬めを選びましょう。
ケース⑤うつぶせ寝なら
うつ伏せ寝の人は「体圧分散」と「寝姿勢」を重視して1段階柔らかめを選ぶのがおすすめ。ただし乳幼児や赤ん坊はうつ伏せで埋もれて窒息する恐れがあるので、あくまで成人のみに限ります。
硬さ診断
性別・体型・悩みに合わせた、あなたに合うマットレスの硬さを診断するツールを紹介します。硬さだけでなく、該当するマットレスも表示します。
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各有名マットレスの硬さ比較
よく聞くマットレスの硬さは、マットレス全体で硬いのか、柔らかいのか気になりますよね。
ここではウレタン・コイルに分けて、有名ブランドの代表マットレスを指標ごとで硬さをまとめました。
自分に合ったマットレスが選べると思いますので、ぜひ参考にしてみてください。
ウレタン(高反発・低反発)
ウレタンマットレスの有名ブランドの硬さを比較すると次のようになります。2層構造の場合は、1層目は薄めなので、最終的な沈みを支える2層目に注目して硬さ評価を行っています。柔らかいタイプは、1枚で使用するのではなく、敷布団やマットレスの上に敷いて体圧分散を高める目的で使用されます。
硬さ | ニュートン | ブランド |
かなり硬い | 270N |
|
硬い | 200N |
|
やや硬い | 170N |
|
ふつう | 140N |
|
やや柔らかい | 100N | |
柔らかい | 70N |
|
かなり柔らかい | 40N |
コイル(ポケットコイル・ボンネルコイル)
コイル系のマットレスを線径に加えて、コイル数も加味して硬さ比較を行いました。線径が細くてコイル1つ単位では柔らかくても、コイル数が多いと1つのコイルにかかる負担が小さくなり、マットレス全体では沈みすぎない硬さになるのがコイルマットレスの特徴です。
コイル線径に対して、コイル数が600個より少なければ1段階柔らかく、コイル数が多ければ1段階、かなり多い場合は2段階硬めのほうに移行しています。
硬さ | 線径 | ブランド |
かなり硬い | 2.2mm | |
硬い | 2.0mm |
|
やや硬い | 1.8mm |
|
ふつう | 1.6mm |
|
やや柔らかい | 1.4mm | |
柔らかい | 1.2mm | |
かなり柔らかい | 1.0mm |
【硬さ調整可能】くじらマットレス ベッドタイプ
メリット | デメリット |
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超硬め,硬め,やや硬め
ニュートン:1層目60N・2層目120N/150N/120N・3層目150N/240N/150N・4層目150N
コスパ | 体圧分散 | 寝返り | 通気性 | 保証 |
79,800円 寿命目安5~8年 |
4層構造◯ 硬さ調整可能◯ |
高反発◯ センターハード◯ |
ウレタン△ オープンセル構造◯ 薄め◯ |
保証なし✕ |
寝具の種類 | 高反発ウレタンマットレス |
---|---|
厚さ | 約14cm(ベッドフレームの上に敷く) |
重さ | (シングル) |
寿命目安 | 5~8年(密度:60N:40D・120N:30D・150N:30D・240N:30D/復元率:約60N:98%・120N:99%・150N:98%・240N:98%) |
保証 | |
生産国 | 日本製 ※本体 |
合う人 |
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価格 |
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