✅詰め物って何?
✅たくさんあるほうがいい?
✅ウレタン以外の種類もある?
このページでは、マットレスの詰め物の役割から、種類、マットレスを選ぶときの注意点を紹介していきます。
詰め物は多ければ良いというわけではないので、選ぶときには特にご注意ください。
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このページでわかること
マットレスの詰め物とは?
マットレスの詰め物とは、ポケットコイルやボンネルコイルのスプリング部分の上に重ねて使われるクッション材のことです。直接スプリングが体に当たると痛いので、詰め物を入れることで、柔らかさや体への密着性を生み出します。
- 寝心地を柔らかくする
- 体の一部にかかる負担を分散する(体圧分散)
ちなみに、高反発マットレス・低反発マットレスに入っている素材のことは詰め物とは読んでいません。あくまで詰め物は、スプリング主体のマットレスでの、上層のクッション層を呼びます。
マットレスの詰め物の種類
マットレスの詰め物と言えば「ウレタン」です。ウレタンは、高反発マットレスや、低反発マットレスで使われている素材と同じもの。
クッション性が高く、体に密着するので、マットレスの詰め物としてほとんどのスプリング系マットレスで使用されています。
- ウレタン
よく使用されるクッション材 - 不織布(ふしょくふ)
繊維を織らずに絡み合わせたシート状のもの - 中綿(なかわた)
クッション材中に使用される綿の総称。「〜綿」と記載されている。通気性が高い
有名ブランドの詰め物
実際の有名マットレスブランド「シモンズ」「サータ」「シーリー」の一部のマットレスの詰め物を見てみましょう。
だいたい「ウレタン」「綿」が使用されています。
ブランド | 詰め物 |
シモンズ |
|
サータHP |
|
シーリー |
|
マットレスの詰め物のデメリット
詰め物はクッション性があり、体圧分散を高めますが、一方でデメリットも存在します。
- ヘタりやすいからマットレスの寿命が短くなる
- 熱がこもって暑い
- 人によっては柔らかくて寝にくい
デメリット1:ヘタりやすいからマットレスの寿命が短くなる
詰め物なので仕方ないですが、詰め物はスプリングよりも耐久性が低いので、詰め物がヘタった場合に、マットレスの寝心地が悪くなります。
デメリット2:熱がこもって暑い
ウレタン素材は通気性が高くないため、詰め物が多すぎると熱がこもって夏は暑く感じる場合があります。
デメリット3:人によっては柔らかくて寝にくい
詰め物はクッション材なので、柔らかい感触のものが多く、硬め好きの人にとっては柔らかくて寝にくいと感じる場合があります。
マットレスを選ぶときに、詰め物層が厚いものは避ける
さきほど紹介したマットレスの詰め物のデメリットは、詰め物層が厚くなればなるほど起こります。
一見、詰め物層が厚いマットレスで寝転がると包まれる感じで寝心地が良いと勘違いしてしまいますが、デメリットで上げたとおり、耐久性が低くなってしまう可能性が高くなります。
マットレスを選ぶときには、詰め物層は多くてもよいですが、詰め物の層の厚みが裏表合わせて、マットレス全体の半分を占めるようなマットレスは選ばないように気をつけましょう。
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