✅ベッドクリーニングはどうやる?
✅業者に依頼すべき?自分でできる?
✅クリーニング可能な種類はどれ?
このページでは、クリーニング可能な素材かどうかの確認から、クリーニングで落ちる汚れ・落ちない汚れ、クリーニング方法、実際にクリーニング手順を紹介します。
正しいクリーニング方法を知って、人生の3分の1を過ごすベッドを清潔に、健康に保ちましょう
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ベッドクリーニング可能な素材、ダメな素材
ベッドスプリング(ポケットコイル・ボンネルコイル):可能
ベッド、いわゆるスプリング系のポケットコイルマットレス、ボンネルコイルマットレスは、ベッドクリーニング可能です。クリーングできるのは表面までなので、中にいるダニや、中のカビまでは取り除けないことは認識しておきましょう。
ブランド例:シモンズ・サータ・シーリー・フランスベッド・ニトリNスリープ・日本ベッド・レガリア
ウレタン(高反発・低反発)・ラテックス:不可能
高反発ウレタン、低反発ウレタンはクリーニング不可能です。ウレタンはダニが住み着きにくく、ホコリが発生しにくいので、汗や液体の汚れを付けなければ、汚れにくいです。カバーを着脱可能な場合が多いので、カバーを定期的に洗いましょう。ラテックス素材もウレタン同様です。
ブランド例:モットン・雲のやすらぎ・マニフレックス・トゥルースリーパー・西川エアー・エムリリー
ファイバー(三次元立体構造体):可能
細いポリエステル由来のファイバー素材を絡み合わせたマットレスは、自宅の風呂場のシャワーで洗濯ができます。わざわざクリーニングに出す必要がありません。
ブランド例:エアウィーヴ・アイリスオーヤマエアリー
ベッドクリーニング可能な汚れ、落とせない汚れ
ベッドクリーニングが対応できるのは基本的に表面の汚れです。中にまで広がっている汚れには対応できないことは認識しましょう。
とはいえ基本的なベッドの汚れは人間の寝汗によるものなので、メインの汚れは除去することができます。
ここでは各汚れについてベッドクリーニングがどれくらい可能なのかについてまとめます。
- シミ・黄ばみ・汚れ
- 臭い
- ホコリ・ダニの死骸や糞
- カビ
シミ・黄ばみ・汚れ
シミ・黄ばみ・汚れは主にマットレスの表面で発生しているので、ベッドクリーニングで対応できます。大量の液体をこぼしてしまって、中まで浸透してしまっている場合は、中の汚れは対応できません。
臭い
臭いの主な元は汗なので、こちらもクリーニングで消臭できますが、マットレス内部で発生している臭いについては対応は難しいです。尿や血液、嘔吐などによる大量の液体に晒すことには注意しましょう。
ホコリ・ダニの死骸や糞
マットレス表面にあるホコリやダニの死骸・糞は除去できます。ハウスダストはアレルギーに必要なので、一番気にしたいところです。
カビ
カビもこれまで同様、表面のカビなら除去できる一方、マットレス内部は除去できません。
ベッドクリーニング方法の種類
ベッドクリーニング方法には主につぎの3つの種類がありますが、基本的に宅配クリーニングが時間もお金もかからず確実にクリーニングできるのでおすすめです。
- 宅配クリーニング(自宅に来てくれる)★おすすめ
- 自分でクリーニングする:非推奨
- コインランドリー:敷布団のみ可能
ここではそれぞれのクリーニング方法の詳細を紹介します。
宅配クリーニング(自宅に来てくれる)★おすすめ
専門の業者が自宅に来て、機材を持ってベッドをクリーニングしてくれます。一番楽な方法です。
相場はシングルの片面で10,000円です。片面だけしか使用していないなら片面だけ、ローテーションして両面使っているなら両面を依頼します。
依頼量 | 相場料金 |
シングル(片面) | 10,000円 |
シングル(両面) | 15,000円 |
セミダブル・ダブル(片面) | 15,000円 |
セミダブル・ダブル(両面) | 20,000円 |
クイーン・キング(片面) | 25,000円 |
クイーン・キング(両面) | 30,000円 |
自分でクリーニングする:非推奨
自分でクリーニングしようとすると、綺麗な掃除機、スチームクリーナー、専用の洗浄機が必要になるので、初期費用がかかりすぎる割に、クリーニング頻度も高くはないのでコスパが悪いです。またマットレスは水に弱い素材を使用していることも多いので、使用加減を間違えると、マットレスの劣化を早めることに繋がる場合もあります。
業者に依頼したほうが金銭的にも、時間的にも楽です。ちなみに、寝具が高反発ファイバー素材の場合は、自宅の風呂場のシャワーで丸洗いが可能です。
コインランドリー:敷布団のみ可能
使用している寝具が洗濯可能な敷布団であれば、布団洗濯に対応しているコインランドリーで丸洗いができます。車に運んで持ち込む必要があるのは少し面倒ですが、安く済みます。
ベッドクリーニングの流れ
- ①掃除機でゴミの吸引
- ②スチーム洗浄で汚れを浮き出す
- ③専用洗浄機で汚れを吸い取る
- ④乾燥
①掃除機でゴミの吸引
マットレスに吸着しているホコリや、潜り込んだ髪の毛、ダニの死骸、糞を専用掃除機で吸い取ります。
②スチーム洗浄で汚れを浮き出す
汚れやシミを浮き出すと同時に高温によるダニやウィルス除去を行います。
③専用洗浄機で汚れを吸い取る
洗浄液を吹きかけて汚れやシミを分解し、吸引して汚れをマットレスから剥がします。
④乾燥
ドライヤーや布団乾燥機を用いてマットレスを乾燥させます。マットレスに使用している素材は水に弱いことが多いので、早く確実に乾燥させます。
+オプション
ニオイ消臭、ダニ駆除、カビ除去は上記とは別のオプションサービスになっていることが多いです。業者に依頼する場合は、オプションを選択して、依頼したい内容を正確に伝えましょう。オプションは追加料金が発生します。
依頼者が当日までに行うこと
クリーニングするベッドの周辺はあらかじめ片付けておきましょう。寝室が狭い場合には、作業のしやすい広い部屋にベッドを移動させておきましょう。
ベッドクリーニングのよくある疑問
クリーニング頻度
マットレスの使い方にもよりますが、目安は1年に1回です。少なくても3年に1回はクリーニングしましょう。
クリーニング頻度を下げる手入れ方法
マットレス自体を汚れやカビから守るため、次のような対策を普段から行いましょう。
- カビ対策→陰干し(週1)
- ダニ対策→掃除機をかける(月1)
- 汚れ対策→カバーやシーツを洗濯(週1)
片面だけ?両面やるべき?
普段は片面しか使用していない場合は片面のみでも大丈夫です。ただし、普段陰干しを行っておらず、床やベッドに接している面にカビが発生している場合には、両面依頼しましょう。
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